と悩まれたり困ってしまったりした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は処分に困ってしまうことが多いソファーの処分方法について4つほど、メリットやデメリットも踏まえてご紹介していきます。
どの方法が今の自分にあっているのか確認しながら、ご自身に最適な方法でソファーを処分していきましょう。
①ソファーをお住まいの自治体で処分
ソファーは自治体で粗大ゴミとして回収出すことが可能です。
自治体の行っている粗大ゴミ回収には2つの方法があります。
- 収集依頼
- 処理施設に直接持ち込む
上記の2つの方法でソファーを処分していきましょう。
自治体ごとに処分方法やルール、回収手数料が異なるので、お住まいの地域の自治体のホームページを確認しておきましょう。
収集依頼
自治体が行っている粗大ゴミ回収にソファーを出して処分する場合のメリットとデメリットについてご紹介します。
メリット
- 安い費用で処分できる
- 処分時家にいる必要がない
自治体の粗大ゴミ回収手数料は非常に安い値段で設定されているため、家計に優しいのが特徴です。
指定の場所に事前に持っていき、置いておくことで回収してもらえるため、回収日に合わせて立ち会い、搬送が終わるまで待機しておく必要はありません。
一方で、自治体の粗大ゴミ回収にソファーを出す場合、デメリットもあります。
デメリット
- 自分で収集場所にソファーを持っていかないといけない
- 自分の都合の良い日時に回収してもらえるとは限らない
だいたいのケースで、一軒家の場合は玄関前、マンションの場合はマンションの敷地の邪魔にならない場所を指定されることが多いですが、大きくて重いソファーを収集場所まで自分で持っていかないといけないため、労力もかかる上に怪我などの心配もあります。
自治体の粗大ゴミ回収は利用者も多く、なかなかこちらの都合のよい日時に回収してもらえません。回収までに1ヶ月を要することもザラにあるので、スケジュール調整が少し手間になります。
それでは神奈川県の横浜市を例に、自治体で粗大ゴミとして回収してもらう場合の費用や粗大ゴミ回収手順について、ご紹介していきましょう。
横浜市でソファーを粗大ゴミとして出したい場合には、手数料が大きさに応じて200円から1,000円ほどかかります。
くわしい手順は下記のとおりです。
- LINEやチャット、インターネット、電話から粗大ごみ受付センターに申し込む
- 申し込み時に連絡のあった粗大ゴミ手数料や収集場所の指定、収集日時を確認する
- 収集日までに粗大ゴミ処理手数料をコンビニや郵便局で払い、払った時にもらえる収集シールを粗大ゴミに出したいものに貼っておく
- 収集日の朝8時までに指定された収集場所に粗大ゴミを出して完了
処理施設に直接持ち込む
自分で直接ソファーを処理施設に持ち込むことで、処分することもできます。
自分で処理施設に持ち込むメリットとデメリットについては以下の通りです。
メリット
- 自治体によっては粗大ゴミ回収よりも手数料が安いことがある
自治体によっては直接持ち込んだ場合でも「重量に応じた手数料を請求するところ」や「自治体による粗大ゴミ回収の半額の値段に設定されているところ」もあるため、直接ゴミ処理施設に持ち込み方がお得に処分できることがあります。
ですが、直接持ち込みでもデメリットとなる部分があります。
デメリット
- 重いものや大きいものを自分で持っていくのは非常に負担が大きい
- 処理場近くで回収待ちの車の長蛇の列になってしまっていて時間がかかることもある
- 粗大ゴミ回収でも持ち込みでも粗大ゴミ処理手数料が同じ自治体も少なくない
自分で持っていく負担がかかる点は大きなデメリットです。
ソファーのような大きくて重いものは直接持ち込むのには向いていません。
また、シーズンや天候によっては処理場周辺で回収待ちの乗用車の長蛇の列ができてしまうことも珍しくないため、処分するのに時間がかかってしまいます。
自治体によっては、粗大ゴミ回収費用も持ち込みによる処理費用も一律の金額というところもあるため、大変なわりにお得感がないという場合もあるので気をつけましょう。
持ち込みによる処分方法や手数料について、神奈川県の横浜市を例にあげます。
- LINEやチャット、電話、インターネットで粗大ごみ受付センターに連絡する
- 折り返し連絡のあった粗大ゴミ手数料と持ち込み日時を確認
- 持ち込み当日までに粗大ゴミ処理手数料を郵便局やコンビニで納入し、支払い時にもらった収集シールを粗大ゴミとして出したいものに貼っておく
- 指定された日時に、指定の「粗大ごみ自己搬入ヤード」に粗大ゴミとして処分したいものを持ち込み処分完了
横浜市では、自治体による粗大ゴミ回収も自分で持ち込む場合の粗大ゴミ回収も手数料は同じなのであまりお得感がありません。
②オークションサイト・フリマアプリでソファーを売却処分
オークションサイトやフリマアプリを使ってソファーを出品することでお金に替えて処分することもできます。
上記の方法でソファーを処分したい場合のメリットやデメリットについてご紹介していきます。
メリット
- お金に変えながら処分できる
- まだ使えるものを誰かに使ってもらえる
デメリット
- ソファーは大きく重たいので送料が高くなってしまう
- 落札されるかどうかは運なので、自分の処分したいときに処分できない
お金に変えたり使いたいと思った方に使ってもらったりするのは良い点でしょう。
ですが、送料が商品の落札価格や査定額より高くなってしまったり、落札時期については自分で決められなかったりする点はデメリットになってしまいます。
オークションサイトやフリマアプリの出品費用や出品手順、リサイクルショップに査定を出す手順についてご紹介していきましょう。
- 事前にオークションサイトやフリマアプリでアカウント登録したり銀行口座の登録をしたりして登録手続きをすませておく
- ソファーの写真を撮り、ソファーの紹介文を書いたのち出品する
- 落札されたら落札者と連絡をとり、すみやかに発送していく
- 落札者のもとにソファーが届き、入金を確認したら取引終了
オークションサイトやフリマアプリでは、落札価格の数%が手数料として取られてしまうことが多いので、値段をつける際にはこの手数料分も上乗せした価格設定にしましょう。
オークションサイトやフリマアプリは個人対個人のやりとりになるため、質問や価格交渉などの対応も行う必要があります。「出品してあとは放置」というわけにはいかない点にはご注意下さい。
③引き取りサービスでソファーを処分
ソファーの引き取りサービスを行っている家具店もあります。
例えば、以下の3社はソファー引き取りサービスをしているのでご紹介していきましょう。
大塚家具の場合
購入した家具と同数・同等の品のみ有料で引き取っている
例:3人がけソファー1台:3,000円(税込金額)
ニトリの場合
購入した家具と同数・同容量の品のみ一律4,400円で引き取っている
IKEAの場合
IKEAの店舗での購入時にのみ、「配送サービス お部屋への搬入」を申し込むことで、5,500円で古いソファーを回収してくれる
家具店の引き取りサービスに依頼するメリットとデメリットについてもご紹介していきましょう。
- 買い替え時に同時に引き取りの手続きもできるため便利
- 新しいソファーが来た日と同時に処分できるので、使えないことへのストレスがない
新しく購入しないと引き取ってくれないケースばかり
通販で購入した場合、引き取ってもらえない場合がある
店頭で新しいソファーを購入した場合にはとても便利かつ楽な処分方法になります。
ですが、通販などで購入した場合や、買い換えるのではなくただソファーを処分したいだけの場合には利用できないところが欠点です。
ソファーを買い替えるために古いソファーを処分したいかたには一番おすすめの処分方法です。
④不用品回収業者を利用してソファーを処分
不用品回収業者にソファーの回収を依頼するのも良い処分方法です。
不用品回収業者のホームページのメールフォームやLINEアカウント、電話などから申し込みができます。
申し込み時にこちらの都合の良い日時や見積もりまで確認できるため便利です。
申し込み日時が決まったら、当日家の中まで作業スタッフが取りに来てくれます。家の外に運び出す必要はありません。
不用品回収業者によるソファー回収手数料の相場は5,000円から20,000円ほどです。
不用品回収業者に依頼するメリットとデメリットについては以下の通りになります。
メリット
- こちらの都合のよい日時に家の中まで取りに来てくれる
- 手続きが簡単
- 楽に安全にソファーを手放すことができる
繁忙期以外であればだいたいのケースで、こちらの都合の良い日時に合わせてもらえるので、「平日は仕事でほとんど家にいない」 、「なるべく早く処分する必要があるから即日きてほしい」というかたにとっては非常に便利です。
手続きも簡単で楽かつ安全にソファーを手放すことができるため、非常におすすめできるソファーの処分方法になります。
デメリット
- 料金が若干他の方法よりも高め
他の処分方法に比べて料金は高めですが、手続きの煩わしさや運ぶ際の安全性を考えると、全くもって高い出費とは言えないでしょう。
ソファーは大きいし重たいし自分一人では処分できないよなどうしようかな・・・