という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は処分方法をしっかりと知っておかなければならないエアコンの処分方法について詳しくご説明していきます。
エアコンは粗大ごみで捨てられない

エアコンは家電リサイクル法指定の家電製品ですので、粗大ゴミに出せません。
また、「リサイクル料金」が別途かかってしまうので、注意が必要です。

エアコンを購入する際には、エアコンの金額プラス「リサイクル料金」を考えて購入することをおすすめします。
エアコンの「リサイクル料金」の相場は、1,000円から2,000円ほどです。
メーカーや機種ごとに変わってくるため、エアコンのメーカーに「リサイクル料金」を確認してから処分を検討しましょう。
エアコンの正しい処分方法5つ

エアコンの正しい処分方法について、5つほどご紹介していきましょう。
- 回収業者に依頼する
- 購入したお店に引き取ってもらう
- 新しくエアコンを購入するお店に引き取ってもらう
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- 指定引取場所へ持ち込む
上記のそれぞれの方法について解説していきます。
回収業者に依頼する
不用品回収業者にエアコンの回収を行っているところも多いです。
エアコンを新しく購入する予定がなく、処分していきたい場合には、不用品回収業者にエアコンの回収を依頼していくことをおすすめします。
といいますのも、不用品回収業者の中には、料金内でエアコンの取り外しまでしてくれる業者もいるからです。
エアコンは大きさもありますし、重量もある家電製品なので、家の中で取り外してくれてそこから持っていってもらえるため、非常に楽かつ素早く手放すことができます。

不用品回収業者は、こちらの都合の良い日時や時間で回収しにきてくれるので、日中働いている方や休みが不定休の方にとって、非常に便利なサービスです。
購入したお店に引き取ってもらう
エアコンを購入したお店に連絡して、エアコンを引き取ってもらうという方法もあります。
エアコンを購入したお店に引き取ってもらう場合、「リサイクル料金」や「取り外し手数料」、「収集手数料」が取られてしまうため、ある程度の出費を覚悟しておきましょう。
購入したお店がすでに閉店してしまっていたり、遠方にあったりする場合はこの方法でエアコンを処分できないので、他の方法を検討しなくてはなりません。
新しくエアコンを購入するお店に引き取ってもらう
エアコンを新しく購入したお店に引き取ってもらう方法も良い処分方法です。
新しくエアコンを購入したお店に引き取ってもらう場合、エアコンの取り外しや取りつけ費用が値段に込みになっている場合や、出張費もエアコン費用に加えられる場合があります。
金額とサービスをお店にしっかりと確認してから利用するようにしましょう。
新しくエアコンを購入した場合、2つの引き取り方があります。
- 「リサイクル料金」を払って回収してもらう方法
- 古いエアコンを下取りという形で引き取ってもらう方法
です。
とくに、下取り回収してもらえる場合、エアコンの料金から値引きされたり、下取り料で新しいエアコンの取り付けで料金がトントンになったりする場合もあるので、お店に確認するようにしましょう。
リサイクルショップで買い取ってもらう

リサイクルショップにエアコンを買い取ってもらうという方法も、適切なエアコンの処分方法です。
メリット
- 多少なりともお金になって処分できる
デメリット
- 状態の良いものや製造から5年以内のものでないとそれなりの金額で引き取ってもらえない
- エアコンの取り外し料や引き取りの出張料を請求されたりする場合がある
などの点がメリットとデメリットと言えるでしょう。
エアコン代と取り外し料や引き取り出張費用を相殺して無料になってしまったというケースもあるので注意してください。
指定引取場所へ持ち込む
自治体指定の「指定引取場所」へ直接持ち込むことで、エアコンを処分することが可能です。
ですが、エアコンの取り外しには専門的な技術が必要ですし、事前にリサイクル料金を支払っておく必要もあります。
また、エアコンは非常に重いので、車などを利用しても1人で持っていくのは非常に困難です。

指定引取場所にエアコンを持って行って処分するという方法はあまりおすすめできない処分方法になってしまいますので、最後の手段だと考えておくと良いでしょう。
エアコンの取り外し費用

素人にエアコンの取り外しは危険です。
無理にやろうとすると、エアコンを壊してしまうだけでなく、自分が怪我をしてしまうこともあります。
専門の業者や家電量販店、不用品回収業者に依頼するようにしてください。

エアコンの取り外しには、「取り外し手数料」だけでなく「引き取り手数料」や「出張費用」が請求されることもあるので、申し込む前に確認するようにしましょう。
家電量販店に引き取ってもらう場合
家電量販店にエアコンを引き取ってもらう場合には、「リサイクル料金」と「収集運搬費用」が必要です。
家電量販店の収集運搬費用はだいたい1,000円前後のところが多いですが、作業員に現金払いという場合もあるので、現金で用意しておきましょう。
家電量販店によっては、新しく購入した場合に費用を安くしてくれるところもありますので、ホームページなどで確認してから申し込むことをおすすめします。
回収業者に依頼する場合
不用品回収業者にエアコンの引き取りを依頼する場合の料金相場は、およそ5,000円から8,000円ほどです。
搬送で使うトラックの積載量によって値段が決まる定額制を採用している不用品回収業者も多いので、エアコンだけでなく他にも不用なものを料金内で回収してくれる場合もあります。
回収料金内にエアコンの取り外し費用が含まれているのかどうかや、出張費用も含まれているのかどうかをしっかりと確認してから、不用品回収業者に回収を依頼していくようにしましょう。
エアコンを高く買い取ってもらうコツ

エアコンを処分する際に買取を選びたいと考えている方も多いでしょう。少しでも高く買い取って欲しいというのが本音なのではないでしょうか。
ここからはエアコンを高く買い取ってもらうためのコツについて、ご紹介していきます。
以下の3つの点に気をつけてエアコンの査定に出していくと、高く買い取ってもらえる可能性が高くなるので、試してみてください。
- 製造から5年以内で売却する
- 付属品が揃っている
- エアコンの需要が高い期間に売る
上記のエアコンが高額査定してもらいやすくなるポイントについて、詳しくご説明していきましょう。
製造から5年以内で売却する
エアコンが製造されてから5年以内の製品は高額で買い取ってもらえる可能性が高いです。
5年以内の品ですと、まだまだ人気がある製品も多く、エアコンの性能面でも大きな差があるとは言えず、機械の耐久年数もまだまだあります。
見た目やデザインも、まだまだ綺麗で世の中の流行に遅れている感があるとは言えない年数ですので、売れる確率が高いという理由もあるのが現実です。
製造から5年以内のエアコンを手放したい場合には、高額査定も期待できますので、積極的に買取に出していきましょう。
製造から5年以内の製品でも、タバコを吸っている方の部屋のエアコンですと、フィルタに匂いが残ってしまい、最悪買取してもらえないということもあるので気をつけてください。
付属品が揃っている
エアコンの説明書は使い方がわからない時にすぐ確認できて非常に便利です。
エアコンのリモコンがないと、そもそもエアコンを利用することが難しくなってしまい、代替品を購入するとなると意外な出費にもつながってしまいます。
上記の理由から、エアコンの付属品がしっかりと揃っている方が、売れる可能性が高くなるため、リサイクルショップなどに買い取ってもらいやすいです。
エアコンのリモコンは普段から丁寧に扱い、壊さないようにしましょう。
説明書も書き込んだり端っこを折ったりせずに、付箋を貼って確認しやすくしておくなど、売る時のことも考えて綺麗な状態を少しでも保てるようにしておくことをおすすめしたいです。

将来的なエアコンの買い取りを考えている方は、エアコンの状態だけでなく付属品の状態にも気をつけて使用していきましょう。
エアコンの需要が高い期間に売る
じつはエアコンの需要が高い期間の少し前に、エアコンを買取に出す方が高額査定になるのはご存知でしょうか。
5月のゴールデンウィーク中に気温が30度を越し、我慢できずにエアコンをつけたものの、エアコンの調子が悪くて、掃除などしたけれども改善されなかったという経験がある方も多くいらっしゃるでしょう。
エアコンを使い始める前の時期にエアコンの需要が高くなるのは、上記のように1度使ってみたら、性能が落ちていた、または壊れていて買い替えを決意したという方が多いからです。
特に5月から7月の時期には、エアコンの買取額が高くなる傾向が毎年あるので、エアコンを少しでも高く買い取って欲しいという方は、「5月から7月」の期間で売りに出しましょう。

エアコンの買取は5月から7月が高額査定されるチャンスで、高値がつく確率が高くなります。
自分で取り外しができないし、処分したいと思ってもどこに頼んで、どのように処分したら良いのかわからない・・・