子供の成長が進むにつれて、体のサイズに合わなくなってしまった学習机を処分して新しいものを購入したいと考えているご家庭も多いでしょう。
それなりに重量や大きさもある学習机・勉強机ですので、どのように処分するのが良い方法なのか思案しているという方も少なくありません。
今回は、学習机や勉強机の処分方法について詳しく解説していきましょう。
学習机・勉強机を処分する際にぶつかる壁
学習机や勉強机を処分していく際に、2つ大きな壁にぶつかります。
- 「机は解体しないと処分できないのか」という疑問
- 「どのように指定の収集場所まで運んでいったら良いのか」という疑問
上記の2つの疑問に対してそれぞれ詳しくみていきましょう。
解体しないと処分できないのか
結論としては、 学習机や勉強机は解体をしなくても粗大ゴミとして処分することは可能です。
ただし解体すれば、粗大ゴミのシールを貼らずに可燃ゴミとして処分ができます。
大人だけではなく子どもも使う家具なので、安全面から頑丈な作りをしているため、しっかりしたのこぎりなどの工具がないと細かく解体をするのが難しいケースも多いです。
とくに天板は重量もあり、解体するときに刃物を使うので怪我しやすく危険です。無理に解体をせず引き出しなど外せるパーツやネジなどを全て取り外して粗大ゴミ&普通ごみに分別してから処分しましょう。
どのように指定の収集場所まで運ぶのか
一軒家であってもマンションであっても2階以上に机がある場合、指定場所まで運ぶのはとても難しいです。
複数人の大人の男性が協力して屋外に運び出すのであれば、なんとか自分で運び出すことが可能かもしれませんが、お年寄りや女性の場合は危険が伴うため自力で運ぶことはおすすめできません。
この場合はプロの業者に回収を依頼するのがベストになります。
学習机・勉強机を処分するならこの3つの方法
学習机や勉強机を処分する際に、以下の3つの方法のうちのどれかの方法で処分していくことをご提案したいです。
- お住まいの自治体で処分してもらう
- 誰かに二次利用してもらう
- 不用品回収業者に依頼する
上記の3つの方法について、方法だけでなく費用、注意点も踏まえてそれぞれご紹介していきましょう。
①お住まいの自治体で処分してもらう
お住まいの自治体が行っている粗大ゴミ回収に学習机や勉強机を出して処分していく方法です。
学習机や勉強机を自治体に粗大ゴミとして処分してもらう場合、更に2つの方法があります。
- 自治体に粗大ゴミとして回収してもらう
- 自分で収集場所まで持ち込む
粗大ゴミ回収してもらう場合には、以下の手順で行っていきましょう。
- 電話やインターネットから申し込む
- 申し込みの際に決めた収集日や収集場所をメモしておく
- 収集日までに手数料を払い、手数料を支払った証明となるシールなどを貼る
- 収集日当日の朝8時までに、あらかじめ決められた収集場所に学習机や勉強机を持っていき処分完了
上記の手順で粗大ゴミ回収してもらえる自治体が多いです。
学習机や勉強机の回収手数料は自治体によって異なりますが、1,200円程度で回収してくれます。
学習机や勉強机を自分で直接持ち込んで回収してもらう手順は以下の通りです。
- 電話やインターネットで申し込む
- 申し込み時に指定されたゴミ処理場や収集場所に学習机や勉強机を持っていく
- ゴミ処理場な収集場所で所定の処理手数料を支払い、回収してもらい処分完了
持ち込みの場合、ゴミ処理場や収集場所で処理手数料を支払いますが、「事前に粗大ごみ処理券を購入し貼ってから持ち込む場合」と、「その場で重量を測り、重量によって手数料が決まる場合」があるので気をつけましょう。
持ち込みの場合、持ち込んだ先でゴミ処理手数料を現金で支払うケースが多いので、現金を必ず持っていくようにしてください。
マンションの1階や一軒家に住んでいるため持ち出しが苦にならない住環境といった方は、自治体への依頼、軽トラックで直接搬入できるかたは持ち込みをするのがおすすめです。
②誰かに二次利用してもらう
リサイクルショップやフリマアプリ、ネットオークションなどで学習机や勉強机を欲しいという方に譲るという方法もあります。
再利用してもらうだけでなくお金になりながら処分できるので、お得感がある処分方法でしょう。
お金に変えなくても、寄付や学習机・勉強机が欲しいという知り合いに譲渡するのもいいですね。
まだまだ使える学習机や勉強机を再利用してもらうことで、心の充実度も高くいられるでしょう。
ですが、上記のどの方法でも、学習机や勉強机をどのような搬送方法で渡せるのかという問題が出てきてしまいます。
赤帽など個人の荷物の移送を行ってくれる業者に依頼すると1万円近く搬送料にかかってしまうこともあります。
自分で運んでいくか、相手に取りにきてもらうか、もしくは業者に頼んで運んでもらうなど、運送のためにお金がかかってしまうというデメリットがある方法になってしまうので、その点は考慮しなければなりません。
③不用品回収業者に依頼する
自治体の粗大ゴミ回収や各種二次利用に回して処分していくという方法のどちらにも共通して「搬送の手間とコストがかかる」という悩みがあります。
上記のデメリットを最小限度に抑えることができるのは、不用品回収業者に学習机や勉強机の回収を依頼するという方法です。
不用品回収業者は家の中まで学習机や勉強机を取りに来てくれますので、家から出す手間も労力も減せるでしょう。
また、回収費用もレンタカーの費用や個人の荷物の輸送を行ってくれている運送業者より安くすみます。
6,000円前後で回収してもらえますので、軽トラックの1日レンタカーレンタルや個人の荷物も請け負う配送業者に依頼するよりもお得です。
不用品回収業者選びで悩んだ時は?
さまざまな不用品回収業者があり、どこを選んだら良いかわからないという方も少なくないでしょう。
不用品回収業者選びで悩んだ際には以下の3点のポイントに絞って探していくことをおすすめしたいです。
- 無料で見積もりをしてくれる業者を選ぶ
- 料金が明瞭な業者を選ぶ
- 目星を付けた複数の業者で相見積もりをする
上記の選ぶ際に見ていくポイントにいてご説明していきましょう。
①無料で見積もりをしてくれる業者を選ぶ
無料で見積もりを行ってくれるかどうかという点で選んでいくことはとても重要です。見積もりを無料で行ってくれるところはサービスに自信があるから無料で行ってくれます。
サービスに自信がないところは見積もりから有料にして、少しでも収入を増やそうとしているので、気をつけましょう。
②料金が明瞭な業者を選ぶ
料金が明確な業者ほど、トラブルになりづらいため、安心感があり、満足度高く不用品を手放すことができます。
特に、回収費用だけでなく、人件費や収集費用、エアコンの取り外し費用など、どのようなオプションが金額に含まれているのかといった点もしっかりと明示してくれている業者を選ぶようにしてください。
悪質な業者ですと、追加料金がどんどん発生していってとんでもない額になってしまうというケースもあります。気をつけてください。
③目星を付けた複数の業者で相見積もりをする
「ここの不用品回収業者良さそうだな」という思う業者を複数見つけることが重要です。
複数良さそうな業者を見つけたら、それらすべての業者に見積もりを依頼しましょう。
一番値段が安かった業者や内訳を明確に算出してくれた業者を選んでいくことで、後悔のない不用品回収をしてもらうことができます。
不用品回収を依頼する場合には良さそうな業者の相見積もりを必ず出して検討するようにしましょう。