と思っても、どのような点に気をつけて部屋を作っていけばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、綺麗な部屋の特徴である「色」「空間」「収納」「色のアクセント」を中心に、誰に見られても恥ずかしくない部屋の作り方をご紹介していきます。
それぞれポイントをしっかりと抑えて、ご自身の部屋作りに活かしてみてください。
”綺麗な部屋”はカラーが統一されている

綺麗な部屋に使われている色の数っていくつが多いのかご存知でしょうか?
実は、綺麗な部屋に使われている色は「3色」だと言われています。
3色の色使いだけで部屋を作っていくと、統一感が生まれ“綺麗な部屋”だと認識されることが多いです。
壁紙や絨毯、カーテン、家具に使う3色を決めて部屋に物を置いていきましょう。
たった3色だけで部屋を作るのは難しいと思う方も多いかもしれませんが、3色それぞれの色の濃淡を使い分けていくことで、案外簡単に部屋の統一感を出すことができます。
また、3色それぞれの配分を70%、25%、5%としていくことで、部屋の基礎となる色や主役となる色、さらに脇役となってアクセントとなる色など、それぞれの色に役割分担を持たせることもできます。

トーン(濃淡)が違う2色に加え、残りの1色を差し色に持ってくるだけで、統一感を持たせながら部屋をオシャレに魅せることができます。
3色の役割分担も意識してみてはいかがでしょうか。
“綺麗な部屋”は床に物を置かない

部屋の床にびっしりものが置いてあったり、服や本、ゴミ袋などが置いてあったりする、通称「汚部屋」を見たら、誰もがこんな部屋には住みたくないと思うでしょう。
実は汚部屋は、ゴミなどがあるから汚くみえるのではなく、床にものが散乱しているという状況が汚く見せているのです。
動物の例で恐縮ですが、動物の住処はあまり床にものが散乱していません。
というのも、生活の痕跡が残っていると、天敵に狙われてしまうからです。
人間も野生時代の名残りか、床にものが散乱し、生活の痕跡があるということに不安感が生まれてしまうため、床にものがない部屋にとても安心感を覚えます。
その安心感から床にものが置かれていない生活感のない部屋は、綺麗な部屋だと認識しているとも言われています。

床には極力物を置かないようにして安心感も得ながら綺麗な部屋にしていってください。
“綺麗な部屋”は魅せる収納

ただものを置いたり、しまったりするだけでは綺麗な部屋の収納方法とは言えません。
綺麗な部屋だなと思われるためには、誰かの気持ちや視線をひきつけるような「魅せる収納」をしていくことが大事です。
魅せる収納の例は以下の通り。
- サイズを揃えて収納する
- 同じ材質のもので揃えて収納
- 等間隔で並べていく
- 同じ色のもので統一
- 吊るす収納をうまく取り入れる
上記のそれぞれの魅せる収納について、解説を加えていきましょう。
サイズを揃えて収納する
収納するもののサイズを統一して収めていくととても見た目が綺麗に収納できます。
本棚に本を入れていく際に、それぞれの棚ごとに本の高さを揃え収納していくことで、統一感が生まれ、綺麗に見える場合が多いです。
同じ材質のもので揃えて収納
バラバラの材質のものを収納していくと、統一感がなくなり、見た目が綺麗ではなくなってしまいます。
- 紙の箱に入ったものは紙の箱に入ったものだけ
- プラスチックの容器に入ったものはプラスチックの容器に入ったものだけ
材質を揃えて収納しながら片付けていくと良いでしょう。
等間隔で並べていく
部屋によっては、間隔をあけて物を置いておきたい場所もあるでしょう。
例えば、キッチンで調理道具を吊るして並べておきたいという場合。
等間隔ではなく吊るしてしまうと、ただ並べて吊るしているという状況になり、片付けているかたの意志が感じられなくなってしまいます。
一方で、等間隔にきっちり並んでいる場合、部屋の作り方を意識しているなと思わすことができ、「この部屋おしゃれだな」と思ってもらえる可能性が高くなるでしょう。
同じ色のもので統一
同じ色のものは同じ色で揃えておくことも綺麗な部屋の収納の基本です。
意図して同じ色のものが集まっていると、人間の目はそこに向かうようになっています。
人の視線を意識した部屋というのは「なんかいい感じの部屋だな」「綺麗な部屋だな」と思ってもらえる可能性が高いです。
同じ色のものは1カ所に集めて収納したり置いておくようにしましょう。
吊るす収納をうまく取り入れる
吊るす収納が今、とても話題になっているのはご存知でしょうか。
吊るす収納にはピクチャーレールが多用されます。
ピクチャーレールにはフックやハンガーがついており、物を吊るすことができるだけでなく、部屋の中の空間を有意義に使えるので便利です。
空間に物が浮いているように見せられるので、便利なだけでなく、非日常感を演出することができ、オシャレな空間として魅せていけるでしょう。

同じサイズ・材質・色、等間隔、吊るす収納といった揃え方や収納方法が「魅せる収納」となり、うまく利用していくことで綺麗な部屋に見えるようになります。
”綺麗な部屋”はシンプルの中にアクセントがある

綺麗な部屋には、とんでもなく派手なものがあったり、巨大なオブジェクトが部屋の中央にあったりするということはありません。
逆に、シンプルかつ、人の目線が向いてしまうようなアクセントのあるものがあると、「この部屋綺麗だな」と人は感じることが多いです。
例えば、観葉植物が代表的。
シンプルな見た目だけでなく、サイズや色も人の目がつい向いてしまう存在感があります。
大きいものや派手な色の観葉植物ではなくても、近年人気が上がっている多肉植物やエアプランツなど、シンプルなのに個性的な見た目の観葉植物を置いておくことで綺麗な部屋だと思ってもらえるでしょう。
観葉植物の他にも、シンプルなルックスだけどもオシャレさを演出できるものもたくさんあります。
- モノクロのポスター・写真
- アコースティックギター
- ピアノ
自分の部屋にどういうものを配置したら綺麗な部屋になるのか考えて生活するのも楽しいのではないでしょうか。

観葉植物やモノクロのアート作品などの他に、自分で描いたイラストや写真などをを部屋に飾ると格段に綺麗でおしゃれな部屋になります。
SNS映えがする誰に見せても恥ずかしくない部屋にしたい