“捨てられないスパイラル”から脱出したい!物を減らすためのコツ

捨てないとどんどん溜まっていくのが部屋の中の物。

ゴミなら簡単に捨てられるけど、もったいないと思う物や思い出深い物を処分することができなくて溜まってしまって困っている

という方も少なくないのではないでしょうか。

今回は、物が捨てられない「3つの元凶」や物を減らす「1の法則」について解説していきましょう。 

“捨てられないスパイラル”3つの元凶

 部屋の中の物が捨てられない3つの元凶があるのはご存知でしょうか。

  1. もったいないと感じる
  2. 思い出が残っている
  3. 先のことを心配しすぎている

上記の3つの理由のせいで、人は物が捨てられず、どんどん部屋の中の物が増えてしまい、気づいた時にはどのように大量の物を片付けたら良いのかと途方に暮れてしまいます。

もったいないと感じる

洋服や食器など、まだまだ使えるけど、もう使っていないものが家にたくさんあるという方も少なくないのではないでしょうか。

まだ使える物を処分しようとすると、「まだ使えるしもったいないな・・・。」と感じてしまう方が多くいらしゃいます。

今使っていない物を今後使う可能性は極めて低いという事実に気づいていない方が多いです。 

思い出が残っている

亡くなったご両親の形見や、元恋人との思い出の品がたくさん残っていて、洋服ダンスや引き出しの中を占領しているという方もいらっしゃるでしょう。

確かに、亡くなった方との思い出の品を処分するのは難しいです。

ですので、例えば洋服などはサイズが合うのなら自分が着用し、自分が着ている服の方を処分するということがおすすめです

元恋人との思い出の品は、残しておいてもあまり良いことにはならないでしょう。 

新しい恋に気持ちを向けるためにも過去の恋愛の思い出に執着せず、思い切って処分するのがおすすめです

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思い出の品を処分する際は自分だけでなく、家族以外の方に手伝ってもらうと簡単に片付けられることがあります。 

先のことを心配しすぎている

 この漫画をとっておけば将来、高値がつきそう

もしかしたら3ヶ月後くらいにこの箱使うかもしれない

上記のような気持ちに駆られて、漫画やお菓子の箱などをとっておいた経験は誰でもあるのではないでしょうか。

ですが、将来のことは予想しかできず、誰にもわかりません。漫画の値上がりも箱の使用もいつどうなるのか、確かなことは言えないでしょう。

「先々に必要となるかもしれないし、その時にないと困るかも・・・。」と考えてしまうと何も捨てられません

負のスパイラルにハマってしまう元凶の1つだと言えるでしょう。

捨てられないから脱出!物を減らす1の法則

 物が捨てられない元凶についてご紹介していきましたが、それではどのようにしていったら物が捨てられない状況から脱出していけるのでしょうか。

今回ご提案するのは、物を減らす「1の法則」です。

  1. 1ヶ所ずつ片付けをする
  2. 1年以上使っていない物は処分候補に
  3. 1人でやらず他人の力を借りる
  4. 1つ増えたら、”1”つ減らす

上記の考え方を使うと物を減らしやすい行動がとれるようになります。

 それぞれの1の法則についてご紹介していきましょう。

“1”ヶ所ずつ片付けをする

家の全ての部屋を1日で片付ける!」のような目標を掲げるとなかなか片付けられません。

  • 1部屋ずつ片付ける
  • 部屋の1カ所だけを片付ける

など、小さな単位で片付けをしていくと気持ちが楽になり掃除がはかどります。

数日間に分けて、1カ所や1部屋ずつ片付けていくことをおすすめしたいです。

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一度に多くの場所を掃除するのではなく、1カ所ずつ、1部屋ずつなど小さな単位の場所を1つずつ掃除する予定を立てていきましょう。

“1”年以上使っていない物は処分候補に

 いつか使うかもしれないと思って、捨てられない物が部屋の中にありませんか?

1年以上使っていないものは、思い切って何も考えず、ゴミ袋に入れてみましょう

1年以上使っていない物を今後使う可能性は低いです。思い切って処分することをおすすめします。

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1年以上使っていないものは何も考えずゴミ袋にいれるようにしましょう。

“1”人でやらず他人の力を借りる

 1人で掃除をしていると、思い出の品やまだ使えそうな物を目の前にした時に、片付け作業が止まって悩んでしまうという方も多くいます。

この状況を打破するためには、1人で掃除をしないと決めることです。

家族だけでなく、ときには友人を巻き込んで掃除をしてみてはいかがでしょうか。

思い出の品や使うかもしれないと思ってしまうものは自分以外の人には伝わりませんし、分からないので、自分以外の人の方が簡単に捨ててくれます。

また、汚部屋に住んでいるので家族や友人などを呼びたくないという方は、民間の不用品回収業者に依頼してみるのもおすすめです

部屋の中の不用品を持って行ってくれるだけでなく、清掃まで行ってくれる不用品回収業者も増えています。

不用品回収業者には事前に残しておきたいものだけを伝えておくことで、いるものといらないものをそのつど分別せずに、残しておきたいもの以外どんどん回収してくれるため、早く部屋が片付くでしょう。

まだ使えそうなものが人気製品や比較的新しい製品の場合、買取を行ってくれる不用品回収業者います。

自分一人で掃除をせずご家族や友人、時には民間の不用品回収業者に掃除を手伝ってもらうのも良い方法です。

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民間の不用品回収業者ですと、定額制で不用品を持って行ってくれるところも多くなってきているので、思っている以上に安いコストで片付けられます。 

“1”つ増えたら、“1”つ減らす

物を1つ買ったらその分、部屋に物が1つ増えることになります。当たり前と思われる方もいらっしゃるでしょう。

ですが、ものが捨てられない方は、頭ではものを1つ買ったら1つ部屋にものが増えることを分かっていても、新しくものを買ってしまっているのです。

その上で、物がどんどん増えて片付けられないと言っている方も多くいらっしゃいます。

ですので「ものを1つ買ったら、部屋の中のものを1つ絶対に処分する」と決めておきましょう。

自分一人ではうまくルールを決めても守れないという方は、家族にも協力してもらって、何か新しい物を買ってきたら、何を捨てるのか質問してもらうようにお願いしておくのも手です。

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1つ増えたら1つ捨てるというマイルールを作り、自分だけでなく家族も巻き込んでものを減らす努力をしていきましょう。