どこからが汚部屋?プロに依頼して片付けてもらうときのポイント

職場の方には隠しているけど、実は汚部屋に住んでて・・・

という方も少なくないのではないでしょうか。

色々な事情で、汚部屋生活を卒業したいけれど、どのように掃除したら良いか分からず、途方に暮れているという方も多いでしょう。

今回は汚部屋事情もご説明しつつ、プロに汚部屋掃除を依頼する際のポイントやプロに依頼するかどうかの基準についてもご説明していきます。

さらに、汚部屋を放置していることで、どのようなトラブルが起きてしまうのかについても解説していきましょう。

 汚部屋のレベル

汚部屋」と一括りで言われてしまうことも多いですが、実は汚部屋にも汚部屋レベルというのがあります。

汚部屋レベルを3段階に分けてより詳しく汚部屋の状況をご説明していきますので、汚部屋に住んでいる方は自分の部屋がどのレベルの汚部屋になっているのか確認してみてください。

レベル1

汚部屋レベル1は、「床が見えない」という状況です

床には洗濯物や雑誌、漫画、テイクアウトで買っていたご飯の容器、カップラーメンのカップなどが散乱している方の部屋はレベル1の汚部屋になります。

レベル1の段階ではまだ異臭や隣近所から苦情は出ませんが、誰か人を呼べる状況ではありません。

誰かに汚部屋レベル1の状況を見られてしまったら、今までの人間関係が崩れてしまうでしょう。

床が見えない状況では、地震や火事といった災害があった場合には身の危険も出てくるレベルですので、そろそろ掃除をしていくことを考え始めていきましょう。

レベル2

汚部屋レベル2は、「腰丈までものやゴミ袋が積まれ腐敗臭が漂う部屋」です

汚部屋レベル2までなってくると、臭いという実害が出てきます。

臭いの元は床に散乱した食べ残しや飲み残し、ゴミ袋内の生ゴミの腐敗、汗や汚れが染みた衣類などがあげられるでしょう。

汚い部屋レベル2ともなると、部屋の中は生活に耐えられないほどの臭いと物になっていますので、生活のレベルも落ちてしまいます。

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レベル2の汚部屋は、蛆虫やハエ、ゴキブリ、ダニなどの害虫にとっては楽園といえる環境になってしまうため、物をどかしたら虫がわいているという地獄絵図を見ることも少なくありません。

自分で掃除する気力がなくなってしまっているのならば、プロの方に清掃を頼むべき段階まできているといえるでしょう。

レベル3

汚部屋レベル3にもなると、「ベランダにもゴミが積まれ、近所にも異臭が漂う」状況です

汚部屋といえば可愛く聞こえますが、レベル3にもなると、もはや近所迷惑としか言いようがない状況になります。

風呂場や台所にもゴミが高く積まれ、水道でシャワーも手洗いもするというレベルの状況で、悪臭は部屋の中に充満しているでしょう。

食べ残しや飲み残しの臭いだけでなく、生ゴミや冷蔵庫内のものも腐っている場合もあります。

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レベル3の汚部屋では、炊飯器の中でゴキブリが繁殖し、メニュー表示画面にゴキブリがはっているということも少なくありません。

ベランダや玄関前にもゴミ袋が出され、そこから悪臭や荷崩れして他の部屋の前にゴミ袋がなだれてしまったり、他人に迷惑がかかるレベルです。

マンションなどに住んでいる方は、苦情も多く入ることになりますし、管理人の方から清掃をしてくれといわれるだけでなく、最悪退居して欲しいといわれる場合もあるでしょう。

一刻も早くプロなどに依頼して清掃することをおすすめしたいレベルの汚部屋がレベル3です。

汚部屋の掃除をプロに頼むときのポイント

いざ自分の汚部屋を掃除しようと思っても、どういう点に気をつけてプロに依頼していけば良いかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

以下の3点を中心にプロの方に依頼していくことをおすすめしたいです。

  1. 回収対象品目が広いか
  2. 買取にも対応しているか
  3. 料金

上記のポイントについて詳しくご説明していきましょう。

回収対象品目が広いか

お部屋には様々なものが散乱しています。

ゴミだけでなく、使わなくなった電化製品や家具が放置されその上や中にものが入っているということも少なくありません。

回収してくれる品目が多い業者に依頼する方が、確実に多くのものを片付けられるので『回収対象品目が広い』かどうかはとても重要です。

買取にも対応しているか

回収してくれた不用品を買い取ってくれるところなのかどうかも気にしていくポイントでしょう。

掃除や片付けには意外とお金もかかってしまいます。片付いた部屋に効率よく家具や電化製品を置き、生活を元に戻していく必要もあるでしょう。

生活の基盤を取り戻すべく、少しでもお金になるような不用品の買取を行っている業者を探して依頼していくことをおすすめします。

料金

汚部屋の片付けや不用品回収業者による回収は間取りごとに料金が決まっていることが多いです。

例えば下記のような間取りと料金設定がされていることもあります。

  • ベランダ掃除:18万円
  • 3DK:27万円
  • 平屋住宅:16万円
  • 一戸建て:30万円
  • ゴミ屋敷の一戸建て:90万円

上記のように部屋の広さやゴミの程度にもよって金額が変わってくるため、汚部屋レベルが低いうちに掃除を依頼する方が料金も安くすみます。

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レベル3の汚部屋となると高額な掃除費用がかかってしまうことも少なくないので気をつけましょう。

汚部屋の掃除を依頼した方がいいかの判断ライン

汚部屋の掃除を依頼した方がいいラインは「汚部屋レベル2」です。

汚部屋レベル2になってしまうと、悪臭がしてきたり害虫がわいてきたり衛生上の大きな問題が出てきてしまいます。

部屋が汚いということだけでなく、身体に健康被害が出る恐れもありますので、早急に掃除を依頼していくことをおすすめしたいです

健康被害が出てから後悔しても後悔しきれないのではないでしょうか。

また、精神的に落ち込んでしまっていたり、憂鬱になるようなショッキングなことがあったりして、部屋の片付けまで手が回らなくなってしまったという方も多いです。

部屋をきれいにすることで心身ともリフレッシュでき、生活も心持ちもよくなったという方もいますの。汚部屋レベル2にまで進んでいる方は部屋の掃除をしていきましょう。

汚部屋を放置していると

汚部屋を放置していると虫が発生したり、隣人からの苦情が出たりして、大家さんにも迷惑がかかってしまうことも多くなります。

それだけではなく、汚部屋やゴミ屋敷といったところに対して、嫌がらせやいたずらとして、放火されてしまったという事件も少なくありません。

過去に放火魔のターゲットにされてしまったこともあるほど、犯罪に巻き込まれてしまう確率も増えてしまいます。

さらに、電池がショートし、ゴミに引火してしまうという事故もあるので気をつけなければなりません。

地震などの自然災害があった場合、避難にも手間取り、命を落としてしまうというケースも考えられます。

自分の生命を守るためにも汚部屋を掃除していくことを強くおすすめします。